対人恐怖症が治りました

ひきこもり、社会不安障害(SAD)の方にも、お役に立てると思います。

克服するために普段こころに準備しておく3つの言葉(我流でごめんなさい)2

1、目標は堂々と緊張すること
2、積極的に行動し結果は気にしない
3、緊張した時は緊張しながら目の前のことをする

前回の記事の続きというか、付け足しみたいな感じです。

1、目標は堂々と緊張すること

僕の対人恐怖症の症状は、視線が気になったり、顔がひきつったりとかです。赤面することもありましたが、元々色黒なのでそこまで気にはしていませんでした。でも顔がほてってきたときは、誤魔化すために「この部屋暑いですよね」とか言ったり、上着を一枚脱いだりすることもありました。

緊張している時に症状がでるのは当たり前なのかもしれませんが、症状がでると余計に緊張してくるので、どっちが先なのか分かりませんけど、僕の場合はこの状況になると、自分の中で症状が暴走して、身動きがとれない感じでした。上手く表現できないので伝わりにくいと思いますけど、こうなると、とにかくその場から撤退したくなります。穴があればいったん隠れたくなります。

この状況になると、顔がひきつっているのがバレないように必死になるのですが、僕の場合は手で口元を隠すか、無理やり笑顔を作るかしかありませんでした。そして余計にひきつったりとかします。これは人それぞれだと思います。

視線が気になった時は、気になっていないフリをするか、眼球を真っ直ぐさせるか、気になる方の片目を閉じるとか、そういう感じです。分かる人には分かると思いますけど、多分伝わりにくい表現になっていると思います。

自分の症状に対しての対策って人それぞれだと思いますけど、人の行動って多分同じような感じなんでしょうね。まさか世の中で自分だけが特殊な行動をしているとは思えませんしね。

症状が辛いので、症状をどうにかしようと考えます。これは当たり前のことで、誰もがそうするだろうと思います。そうしないとどうにもならないっていうか、それしか方法がなかったですし、僕はそれで助かることも多かったと思っています。

ただ、これは応急処置みたいなもので、その場限りの対策でした。なので、応急処置は必要なのですが(僕の場合)、それをしながらでも、ちょっと視点を変えて考えることも必要だろうと思います。

前にどこかに書きましたけど、手が震えるという人がカウンセリングに来て、「もっと手を震わせてみてください」と言ったら、手が震えなくなったという話があります。

なぜそうなるのかを考えてみると、「緊張して手が震える」と悩んでいる人は、「震えてはダメだ」と思うことで余計に手が震えるのだと思います。

緊張した時に手が震えても良い環境、震えても問題ない環境とか状況だった場合に、「堂々と手を震えさせる」ことが出来ると思います。緊張した時に堂々と手を震えさせることができると、緊張しなくなって手が震えなくなるのだと思います。

なので、対人恐怖症を克服すると「症状がでなくなった状態」になるというのは正しいのだと思いますが、直接そこを目指すと間違った努力になる場合があると思います。

そういう意味で僕の経験から「堂々と緊張すること」を目標にするべきだと思っています。

「堂々と緊張する」感覚を実感できると、ほぼ治っているというか、そもそも「完璧に治った状態」のイメージを僕は間違えていたと思っています。

僕の中で「完璧に治った状態」というのは、緊張することもなく、表情が常に爽やかで、いつでも社交的で、落ち込むこともなく、誰とでも明るく楽しそうに会話している自分というイメージでした。

しかし、実際はそんな人は世の中にいなくて、例えば嫌な仕事を押し付けられたら嫌な顔もしますし、嫌味を言われたときには苦笑いしますし、どこかの社長にあいさつする機会がれば緊張しますし、異性の前では照れたりしますし、仕事で失敗した時は周りの目も気になります。

これは普通のことで、緊張してひきつることもあれば、周りの目が気になることもありますし、恥ずかしいと感じた時にほてったりします。

誰もが持っている感情や表現の範囲なので、堂々とするだけで十分であって、それを完璧に無くそうとすることは無理なのだと思います。

テレビで女優さんが緊張した時に、手をウチワ代わりにして顔を扇いでいることは多いですし、芸人がスベッた時に周りを気にしてキョロキョロすることも多いです。テレビで言われると困ることを言われてひきつっている人もいますよね。

自分の感情とか表情を堂々とだすのか、大げさに考えて「バレないように」と考えるのかの違いなんだろうと思います。

堂々と緊張できる人は、緊張した場面を振り返って、「あの時は緊張しちゃったよ」と普通のことのように言葉にできますが、堂々と緊張できない僕みたいな人は、その場面を振り返って何も言わずに悩んでいるのだと思います。同じ状況で同じように緊張したとしても、その出来事に対しての受け止め方だけの問題だと思います。

そして、「緊張してはイケない」「緊張しない人になりたい」と強く考えるのだと思います。

なので、「緊張しない人」になることが「克服した状態」だと勘違いしやすいのだろうと思います。僕だけかもしれないですけどね。

でも、そうではなくて「堂々と緊張すること」が出来る状態が「克服した状態」になるのだと思います。

生活に支障がなければ、対人恐怖症は治っている状態だと思うので、緊張しても、症状がでても、自分が苦しくなければ問題はないっていうか、そういう感じだと思います。その場面をどう捉えるのかだと思います。

なので、目標を「緊張しない人」「症状がでない人」にすると間違った努力になるのかもしれないです。

前回の続きで伝わりやすくするために書いたのですが、余計に伝わらなくなっていたらごめんなさい。

2、積極的に行動し結果は気にしない

緊張する場面に直面して症状がでるのが嫌なので、やったほうが良いと自分で分かっていることをしないことがあります。これは当然そうなるのですが、自分がいちばん辛くなる場面ではなくて、「ちょっと緊張する」「ちょっと恥ずかしい」と感じる場面では少しづつ積極的に行動してみるほうが良いと思います。

今までに、「恥ずかしいからやめておこう」という選択をして後悔することは多かったです。ちょっとしたことなのですが、
「こっちを選択した方が良い」のは分かっているのですが、「恥ずかしいからやめておこう」という選択をして、結局何も行動せずに、気付いていないフリをすることもありました。

例えば、ドアの前に両手で重たい荷物を持った人が歩いてきた時に、自分がドアの近くで立っていたとしたら、知らない人だとしても、単純にドアを開けてあげること普通だと思うのですが、僕の場合は「恥ずかしいからやめておこう」「気付かなかったことにしよう」として、何もしなかったことがあります。

ドアを開けてあげることで、その後に、この人が「ありがとう」と言ってくるだろうと想像できるので、ここで会話をする切っ掛けを自分で作ることになります。会話するときに顔がひきつったり赤くなるのが嫌なので「何もしない」という選択をしたのだと思います。

でも、緊張するかもしれませんが、緊張しながらでも「こっちを選択した方が良い」と分かっているのなら、そうすれば良いのだと思います。

3、緊張した時は緊張しながら目の前のことをする

上の続きですけど、緊張しながら自分が正しいと思うことを行動することで自信になると思います。繰り返しになりますけど、目標は「堂々と緊張すること」なので、たとえ緊張して恥をかいたとしても、目標に向かって努力しているので、それは自分にとってプラスになりますし、今がスタート地点なのでいきなり成功することを目指すのではなくて、失敗もしながら前に進んでいく感覚を自分が持っていれば、それが勇気になると思いますし、心の支えにもなります。

なので、自分が嫌な事を積極的にするということではなくて、「恥ずかしいからやめておこう」「緊張するからやめておこう」という、いつものクセというか、そこから一歩前に踏み込んでみることは必要だろうと思います。

僕の場合ですが、辛い辛いと言いながら、実はその状態の自分がいちばん楽だったのかもしれないです。

お風呂で例えると、ぬるま湯に浸かっている状態で、そこから外に出て恥をかく勇気がなかったのかもしれないです。恥をかくことが怖いので、辛いけどぬるま湯に浸かっていたのかなって思います。これは僕の場合ですけどね。

緊張した場面で、緊張したことを隠そうとするのではなくて、緊張している自分を見せることは難しいと思いますが、例えばコンビニでお金を払う時とかに、「堂々と緊張してみよう」と考えて行動してみると、案外上手くいくことはあると思います。

緊張している自分を味わって、その時間を嬉しく思うことができるかもしれません。

プチ認知療法コンビニ編で書きましたけど、レジでお金をゆっくり払う時に、緊張している自分を心で確認しながら行動すると、今までにない感覚になることはあると思います。

そういうちょっとした自分の感覚の変化が少しの自信になっていくので、それを繰り返すことでどんどん良くなっていくのだろうと思います。

緊張したときこそ、自分が成長するチャンスなのかもしれません。(コメント頂いた方のパクリです)
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